|
事の始まりは、'95年の秋の事でした。
農作業の合間に上のような写真を撮ることを趣味とする、わが家の凝り性な父親
は、数年前から科学肥料を一切使わない有機栽培で米を育てていたのですが、ど
うやら自分の作る米にかなりの自信をもっていたらしいのです。
人にこそ言いませんでしたが、自分の作る米は、「ぜったいにうまい!」という
確信があったようです。そして、人知れずその自信が頂点に達した95年の秋、
父は、抱いていたその自信を世に問ってみたくなってしまったのです。米の収穫
も無事終り、一家で一息ついていた時のこと。
親父が急に、
「来年の米は、インターネットで売る」
と言いいだしたわけです。
私、思わず倒れそうになりました。どこで覚えてきたのでしょうそんな言葉。
それでも、所詮年寄りの戯言だと思って
「えらいハイカラな事を言いだすなぁ。アハハハハ。」
と笑って聞き流そうとしたのです。が、
横でそれを聞いていた負けず嫌いなおふくろが、何のことかも解っていないのに
とりあえず、
「それなら私は、それで野菜を売る」と言い出したわけです。(たぶん、うちの
母親は今だにインターネットのなんたるかを知らないでしょう。)
こうなるともうダメです。年寄のワガママは、子供もよりもタチが悪いのです。
親父「わしらには、よう解らんからお前が全部やれ」
わたし「・・・・・・。」
という事で、このホームページの登場とあいなりました。
凝り性な父親と負けず嫌いな母親がつくる米と野菜を紹介しています。
|