百姓の戯言

戯言・Vol. 2 (Dec. 8, 1996)





「ジャンクメールは、もういらない!」



イヤー。よく来るんですジャンクメール。
何処で調べてくるんでしょ?
そのほとんどが、「あなたのページの広告を出しませんか?」
という類のもの。
たいてい自分のとこのアクセス数が多いからリンク張ると効果があるよというもので、
コピーは、次のようなものが多いですね。

「当ページには一日**件のアクセスがあります。
このアクセスの多いページに貴社の広告をだしてみませんか?
 大きな効果が得られます。」

はい、はい。
よかったね、アクセス数が多くって。

あのね。
私、一応広告代理店に勤務してるんです。
あんたに、広告の世話になるくらいならとっくに広告屋やめてますって。
それにね。
アクセスの多いページにリンクを張るという広告の形態自体に、
広告屋として不信感があるんです。
アクセスの多いページというのはそのページの内容を見たくて皆、電話代使って
アクセスしてる訳だよね。
そこにぶらさがってる広告(いわゆるバナー広告というやつ)見たくて、
決してアクセスしてるわけじゃないんだよね。
わざわざ、広告クリックする奴ぁ、いないって!
そう、思わない。

「インターネットは、企業にとって新しい広告・販促の手段になる。」
インターネット黎明期によく言われた言葉です。
いろんな企業が熱に浮かされたように皆ホームページを立ち上げました。

で、果たしてそうなったでしょうか?
企業はアクセス数の上がらないホームページを抱え。
アクセスをあげさせるために出てきた方法論が、
先程のバナー広告。
インターネットというインタラクティブな新しいメディアの特徴を生かした
提案がなに一つなく、既存の広告の延長に成り下がったような提案。
それはもちろん私達、広告を提案する側の怠慢でもあると思っています。

もっと、ちゃんと考えましょう。
アクセス数を上げること自体が、そんなに重要なことなのかも含めてね。
安易な提案は、もういらない。
僕達は、僕達のメディアを、
これからのインターネットをもっとちゃんと考えよう。






「百姓の戯言・バックナンバー」に戻る



今月の「百姓の戯言」に戻る